Windows 10のバグでハードディスクが使えなくなることがある

マイクロソフトは、アイコンを見ただけでハードドライブが破損する可能性がある、Windows 10の異常なバグを修正する計画を発表しました。

この問題は、セキュリティ研究者のJonas L氏によって発見され、同氏は「厄介な脆弱性」と表現しています。

このコマンドは、WindowsのショートカットファイルやZIPファイル、その他様々なセクターに隠れています。

このバグは非常に珍しいもので、ユーザーがファイルを開くことがなくても、ショートカットが置かれているフォルダを見るだけで、脆弱性に影響を与えることがあります。

さらに、この脅威は、どのようなタイプのユーザーでも起動することができ、管理者権限や特別な認証情報は必要ありません。

コマンドはcd c:/:$i30:$bitmapとなり、実行すると、Windowsは破損したディスクの1つを修復するためにコンピュータを再起動する必要があるというメッセージを表示します。

もちろん、推奨されるのは実行しないことです。実行すると、回復不能なほどストレージドライブが破損する可能性があるからです。

この脅威を受けて、同社は今後のアップデートでの変更を発表しました。

“この問題は認識しており、今後のリリースでアップデートを提供する予定です」とMicrosoft社の広報担当者はThe Vergeに声明を出しています。

“この手法はソーシャルエンジニアリングに依存しており、お客様には、未知のファイルを開いたり、ファイル転送を受け入れたりする際に注意するなど、オンラインでの適切なコンピューティングの習慣を実践していただくようお願いします」と同社の広報担当者は付け加えています。

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