Spring LoadedでのAppleの他の発表は?
4月20日(火)に開催されたイベント「Spring Loaded」では、主な発表の他にも興味深い製品や機能拡張が紹介されました。
例えば、同社のクレジットカード「Apple Card」の利用に新しい条件を導入しました。このイベントでティム・クックは、Apple Cardのシステムが今後、より公平になるよう調整され、「誰にでも同じ機会が与えられる」と説明しました。
この新バージョンでは、iOSの家族アカウントを1枚のカードに関連付け、親族の支出を1つのアプリケーションで管理できるようになります。
今後、アカウントホルダーは、このカードを管理する同じアプリから、動きや家族の加入状況を観察・把握できるようになります。
また、新バージョンでは、アカウントに関連付けられた未成年者が、購読料やゲーム内課金の支払いを容易にするペアレンタルコントロールが組み込まれています。
アップルポッドキャスト
今回発表されたもうひとつの大きな変更点は、同社のオンデマンドオーディオコンテンツ群であるApple Podcastへの影響です。
Appleは、チャンネルセクションからの新しいコンテンツの存在感を向上させる、大規模なインターフェイスの再設計を報告しました。この変更は、インターフェイスが更新されると、170カ国以上に恩恵をもたらすことになります。
Apple TV 4K
また、Apple TV 4Kのアップデートとして、A12 Bionicチップの導入と、リモコンのデザイン変更が発表されました。
つまり、この新しいApple TV 4Kの大きな利点は、4KやHDRのコンテンツをより多くのフレーム数で再生できることであり、60fpsに達することです。
これにより、iPhone 12 ProおよびPro Maxで録画したビデオゲームやDolby Visionコンテンツの体験も向上します。
その一環として、iOS 14.5以上をお持ちの方であれば、iPhoneでテレビのカラーバランスを調整できるようになりました。
コントロールの場合、Siriを呼び出すボタンは側面に配置されています。これにより、音量を下げるなどの操作をしているときに誤ってボタンを押してしまうことを防ぐことができます。
また、Apple TVを瞬時にミュートにするための新しいボタンと、オンにするための専用ボタンも組み込まれています。昔のiPodのクリックホイールのように組み込まれたスクロールホイールが目を引きます。
価格については、新しいApple TV 4Kは4月30日から179ドルで発売されます。