PS5コントロールの欠陥は裁判所にエスカレートする

ソニーは、PS5用ワイヤレス・コントローラー「DualSense(デュアルセンス)」の保証義務に違反したとして、米国で集団訴訟を提起されています。

この訴訟は、ニューヨーク州南部地区の裁判所に提出されたもので、ソニーが消費者詐欺法に違反し、保証契約を履行しなかったことを訴えています。

訴訟によると、デュアルセンス・コントローラーには、ユーザーがコントローラーを操作していなくても、ビデオゲームのキャラクターが画面上を動くという不具合があります。

原告の一人であるLmarc Turner氏は、70ドルでコントローラを購入した直後に問題が発生したと主張しています。

ターナーはソニーのカスタマーサービスに連絡し、問題解決のためのアドバイスを受けました。問題が解決しないため、2台目の周辺機器の購入を余儀なくされました。

しかし、訴訟では、コントローラーの故障を知っていたら、ターナー氏はPS5本体を購入しなかったか、“かなり安い金額で購入していただろう “と主張しています。

この請求は、発売前のテストや、オンラインやカスタマーサービスへのユーザーからの苦情を考慮すると、ソニーは問題の程度を認識していたはずだと主張しています。

“この欠陥はゲームプレイを著しく阻害するため、DualSenseコントローラーの中核的な機能を損なうものである」と裁判で訴えています。

この訴訟では、ソニーに対して、欠陥のあるコントローラーの無償交換プログラムの実施と、新しい機器の購入を余儀なくされた人々への補償を求めています。

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