LGが特許を取得した開閉式スクリーン搭載テレビの紹介

先日LGが発表した「透明テレビ」と「ロールアップテレビ」をミックスするとどうなるのか?その答えは、韓国メーカーが自ら特許を取得したリトラクタブルスクリーンにあるかもしれません。

オランダのサイトLetsGoDigitalは、LG Displayが2020年に中国と韓国の規制当局に提出した特許申請書を発見しました。この特許申請書には、筐体の中にスクリーンを収納したテレビが描かれています。

このスクリーンは透明ではなく、またロール可能なものでもないため、LGが取り組んでいる2つのモデルよりも、より手頃な価格の技術に変わる可能性があると考えられています。

参考までに、韓国では2020年10月からロール式テレビが1億ウォン(約8万8,000円)で販売されています。

巻き取り式テレビの仕組み

ドキュメントには、LG TVの製品画像が20枚掲載されているほか、操作の仕組みについても詳しく説明されています。

テレビを使用しないときは、画面は筐体に収納され、画面の一部が見えるように小さな切り込みが入っています。これは、日付や時間などの情報を表示するために使われます。

音楽を聴くだけなら、画面の一部がカセットから現れ、再生、早送り、巻き戻しなどの操作や曲目が表示されます。このノッチでは、イコライザーなどの背景効果を追加で見ることができます。

テレビを見るためには、画面が筐体から完全に出てくる必要があります。これは、2021年初頭に試作品が公開されたシースルーテレビのような開閉式の機構によって行われます。

これはあくまでも特許ではありますが、少なくともロールカブルや透明なデバイスに代わる安価なデバイスとして想定されています。

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