Dropboxが無料のパスワードマネージャーを発表

クラウドベースのファイル保存・共有サービスで人気のDropboxが、無料のパスワードマネージャーを発表しました。

同社は、Dropbox Passwords機能が2021年4月からベーシックアカウントのユーザーに無料で提供されることを確認しました。

このツールでは、最大3台のデバイス間でパスワードを同期することができます。iOSまたはAndroidデバイス、macOS、WindowsまたはLinuxコンピュータ用のバージョン、およびWebブラウザ用の拡張機能があります。

Dropbox Passwordsの最大の弱点は、無制限のストレージを提供する他の無料プラットフォームとは異なり、サービスで管理できるパスワードが50個に制限されることです。

Dropboxは、2020年に有料プランのユーザー向けにこのツールを公開していましたが、このユーザーは無制限のパスワード保存のメリットを維持することになります。

The Vergeが進めたように、同社は、ユーザーが他のアカウントとパスワードを安全に共有できるような機能も検討しています。

この機能は、人気の高いパスワードマネージャーであるLastPassが、無料プランのデバイス数を制限したことを受けたものです。

“50個のパスワードは、Dropbox Basicプランのほとんどのユーザーに適合すると確信しています。

また、「より多くの収納が必要な方には、個人、家族、仕事など様々なニーズや状況に合わせたプランをご用意しています」としています。

現在、Dropoboxは、Plusアカウントで12ドル、Professionalアカウントで20ドルの月額プランを提供しています。