Azure Perceptプラットフォームとは?

マイクロソフトは、デジタルカンファレンス「Ignite」において、「Azure Percept」のパブリックプレビューを発表しました。

同社によると、デバイス管理、AIモデリング、開発、分析などのAzureクラウド製品の活用を含め、顧客がEdge上でAzure AIテクノロジーを利用する方法を簡素化することを目的としたハードウェアおよびサービスのプラットフォームです。

何が含まれていますか?

Azure Perceptプラットフォームには、スマートカメラ「Azure Percet Vision」を搭載した開発キットが用意されています。また、「Azure Percept Studio」という入門的な体験もあります。

目標は、コーディング経験の有無にかかわらず、開発、トレーニング、概念実証のアイデアの展開など、AIのライフサイクル全体を通してお客様を導くことです。

ハードウェアの発表に加えて、Azure Perceptプラットフォームで動作することが認証されたスマートデバイスのエコシステムを構築するために、サードパーティのシリコンメーカーや機器メーカーと協力していることも発表しました。

“Azure Percept “プラットフォームの目的は、Edge上でのAIソリューションの開発、トレーニング、展開のプロセスを簡素化し、より多くのお客様がこの種のサービスを容易に利用できるようにすることです」と、マイクロソフトの副社長兼Azure EdgeグループのジェネラルマネージャーであるMoe Tanabianは説明しています。

また、マイクロソフトは、顧客がAzure Percept開発キットを使って概念実証のアイデアに取り組む際に、Azure AI Cognitive ServicesやAzure Machine Learningモデルにアクセスできることを発表しました。

さらに、「Azure Percept」のデバイスは「Azure IoT Hub」に自動的に接続され、インターネット(IoT)デバイスとクラウド間のセキュリティで保護された通信を可能にします。

最後に、マイクロソフトは、開発キットやサービスからAzure AIモデルまで、Azure Perceptプラットフォームのすべてのコンポーネントが、マイクロソフトの責任あるAIの原則に従って運用されるよう、社内の評価プロセスを経ていると述べています。

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