Apple、FaceTimeをAndroidとWindowsに対応させると発表

Appleは、WWDCイベント(Worldwide Developers Conference)において、AndroidおよびWindowsユーザーがFaceTimeを使って電話をかけることができるようになると正式に発表しました。

FaceTimeがウェブ上で利用できるようになり、Android端末やマイクロソフトのOSを搭載したパソコンから通話ができるようになると発表しました。

これまでこのビデオ通話機能は、iOSとMacのデバイスでしか利用できなかったことを覚えておきましょう。

今回のアップデートにより、アップル社はFaceTimeをZoomのようなビデオ通話サービスに変えようとしているようです。

このツールでは、通話を予約してリンクを作成し、それを他の人と共有することで、適切な時間にセッションに参加できるようになります。

このリリースの日付はまだ決まっていませんが、iOS 15で登場する可能性があると推測されています。

その他の改善

アップルは、秋に登場するであろうその他のFaceTimeのアップデートも発表しました。新しいグリッド表示オプション、音質を向上させるボイスアイソレーション機能、空間音声のサポート、ポートレートモードで背景をぼかす機能などが追加されます。

もうひとつの新機能は、複数の人が同時に同じものを見たり聞いたりすることができる「シェアプレイ」ツールです。これにより、動画や歌で画面を共有することが可能になります。

この新しいツールで動作するプラットフォームは、Disney Plus、Hulu、HBO Max、Twitch、Apple Music、Apple TVなどです。

今回の発表では、FaceTimeが単なる知人とのビデオ通話のツールではなく、ミーティングスペースになることがAppleの意図であることが明らかになりました。

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