最もプライベートなデータを共有しているアプリは?

Facebookは、WhatsAppのユーザーに新しいサービスポリシー(5月15日までに署名する必要がある)に署名させようとした広報スキャンダルからまだ立ち直っていませんが、その一方で、FacebookのもうひとつのスターアプリであるInstagramが、ユーザーのプライバシーに関して最も侵略的であるという調査結果がすでに発表されています。

クラウドストレージ企業のpCloudは、AppleがApp Storeで使用しているプライバシーラベルを分析した調査に基づき、最もセンシティブなデータを収集し、他社と共有している50のアプリのトップがInstagramであることを明らかにしました。

“pCloudのデジタルマネージャーであるIvan Dimitrov氏は、調査結果の発表に関する投稿で次のように説明しています。「Instagramがセンシティブなデータを収集・共有する強者であることは気になるところです。

また、Instagramが収集し、共有しているデータとは?いくつかありますが、ユーザーの検索履歴、位置情報、連絡先、財務情報などがハイライトされます。

ここ数カ月、Facebookが何十億ものメタデータを解析してユーザーを収益化しているというスキャンダルについて、複数の研究者が、この行為は製品やサービスへのアクセスを条件づけることで、ユーザーのプライバシーを攻撃していると指摘しています。例えば、保険会社は、インターネットで慢性疾患に関する情報を検索しただけで、保険料を引き上げることができます。

最もプライベートなデータを共有している10のアプリ

pCloudは、App Storeの14のプライバシーラベルに基づいて、数十のアプリを分析しました。その方法は、それぞれのアプリに付けられたプライバシータグの数に基づいて、共有データの割合を計算するというものでした。他社とデータを共有しているアプリのカウントでは、Instagramが79%となっています。

他社と最も多くのデータを共有しているアプリトップ10

Top 10 Apps That Store The Most Personal Data (英語)

広告目的でデータを共有しないアプリトップ10

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