会議の議事録はAIに任せよう:Zoomによるビデオ通話を文字に起こすツール「Otter

会議のメモや議事録を作成する。ビデオ通話でも。このタスクは、Otter.aiのようなツールで簡単に始められます。Otter.aiは音声テキスト変換を専門とする企業で、Zoom会議で何が起こったかをよりよく追跡できるようにするために新しい製品を立ち上げています。

これはOtter Assistantと呼ばれ、Otter.ai Businessパッケージに含まれています。カレンダーやビデオ会議ソフトと連携し、ユーザーに代わって自動的にZoom会議に参加することができるツールです。

会議をスケジュールし、自動的に接続 このアプリケーションは、ユーザーが会議の主催者でない場合でも、ユーザーのカレンダーに予定されている会議に自動的に接続します。さらに、参加者が遅刻したり欠席したりしても、勝手に会議に参加するため、ユーザーのオンライン状態やアクティブな状態に依存しません。

そして、Otter Assistantがビデオ通話中の出来事をメモしてくれるので、ユーザーは会議中の発言をすべてメモして覚えておく必要がなく、会議に集中することができます。つまり、会議の中に一人だけ、それを仕事にしている人がいることを避けることができるのです。

会議終了後は、会議に参加したかどうかに関わらず、このメモを他の参加者と共有することができます。また、この記録は、参加者が発言するたびに、参加者を特定します。

Otter.AIの共同設立者兼CEOであるSam Lian氏は、このツールは仮想会議を「より生産的かつ協力的に」することを目的としていると述べています。

名称や専門用語のカスタマイズ

さらに、リアルタイムでメモを取るため、ハイライトやコメント、画像まで追加でき、各チームが使う名称や専門用語、頭字語もカスタマイズできるとしています。

Otter Assistantを利用するには、Otter Businessグループに所属する必要があり、月額20ドルからのサブスクリプションが必要です。同社では、このツールを1ヶ月間無料で試用することができます。

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