ヨーロッパで最も急成長している1000社のスタートアップのうち、スペインの企業はわずか54社で、その中でもJobandtalent、Foot District、ID Financeの3社が最も優れています。

フィナンシャル・タイムズ紙は、毎年最も成長しているヨーロッパのスタートアップ企業1000社のリストを作成しています。その中には、スペイン語の名前がいくつかあり、Jobandtalent、Foot District、ID Financeが最も適していると強調しています。

FT 1000」は今回で5回目の発行となります。このリストには、2016年から2019年の間に収益の年間複合成長率が最も高くなった欧州のスタートアップ企業が含まれています。このランキングに参加するためには、2016年に10万ユーロ以上、2019年に150万ユーロ以上の収益を上げている企業であることが必要でした。また、この成長は主に有機的なものでなければならない。

同誌の説明によると、リスト入りするための最低年間複利率は、今年は35.5%で、昨年(38.4%)よりわずかに低くなっています。これは、パンデミックの経済的影響によるものです。

スペインのスタートアップ企業54社

ヨーロッパの急成長企業1000社のリストには、スペインの企業は54社しか入っていません。スペインのスタートアップで11位に位置しているのは「Job and Talent」で、2016年から2019年の間に5558.9%の成長を遂げ、282人だった従業員が783人になりました。

次のスペインのスタートアップを見つけるには、34位まで下がらなければなりません。Foot Districtは、40人の従業員を抱え、10,393,000ユーロの売上高を記録しました。1つ下のポジションは、400人の従業員で8100万ユーロ以上の請求書を発行したフィンテックのID Financeです。

スペインのテクノロジー分野の他の企業は、116位のArquimea Group、129位のSignaturit Solutions、163位のAnyTech354です。

イギリス、トップ

このリストは特に英国企業がリードしており、上位4社のうち3社が英国企業です。

市場の6%を供給するグリーンエネルギー企業であるBulb Energy社がランキングのトップに立ち、リトアニアの金融会社であるSun Finance社、同じくイギリスのエネルギー企業であるEverflow社が続いています。

ちなみに、今年のトップ10社のうち9社は、本紙のランキングに初めて登場しています。また、この急成長スタートアップリストに3年連続で登場しているスタートアップは92社あります。

新たに加わった企業の多くはテクノロジー企業であり、219名が新たに参加しました。フィンテックとEコマースのスタートアップを加えると、290社にもなります。

最も多くの企業がランクインした国は、初めてイタリアで269社、2位はドイツで204社、3位はフランスで162社となりました。 一方、都市別に見ると、急成長中の企業が最も多いのは、やはりロンドン(71社)で、次いでパリ(45社)、ミラノ(36社)となりました。

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