メキシコの銀行と提携してApple Payを導入

アップルは、電子決済サービス「Apple Pay」がメキシコで利用可能になったことを発表しました。

メキシコの銀行Citibanamex、Banorte、American Express、MasterCardカードとの提携によりサービスを開始します。Appleは、サービスページにおいて、Apple Payでの支払いを最初に受け付けた店舗は、7-Eleven、Chili’s、Domino’s Pizza、Italiannis、Petco、The Cheesecake Factory、P.F. Changs、Grupo Xcaret、MacStoreであると記しています。

2014年10月に米国でサービスが開始されたApple Payですが、今回のデビューにより、メキシコは61番目の導入国となります。中南米でApple Payが使えるのは、メキシコとブラジルだけです。

メキシコでは、アップル社の電子財布サービスは、ライバルであるサムスン社のオプションや、2020年からAndroidおよびiOSデバイス用のアプリケーションを通じて非接触型決済を推進しているMercadoPago社などの金融テクノロジー企業のオプションと競合することになります。

Apple Payは電子財布のようなもので、ユーザーは口座データを保存することで、銀行の端末でカードを通すことなく支払いを行うことができます。このサービスは、iPhone、iPad、Apple Watch、Macで利用できます。

iPhoneでApple Payを利用するには、Walletアプリを開き、対応するカードの情報を入力する必要があります。キャプチャーは、iPhoneやiPadのカメラでスキャンするか、手動で入力します。

Apple Payは、iPhone 6以降のモデルと、iPhoneとペアリングされたApple Watch Series 3以降のモデルおよびそれ以前のモデルに対応しています。

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