マイクロソフトが描く未来のテレワークとは

リモートワークは、このパンデミックの大きな特徴の一つとなっています。実際、このモダリティは大手テクノロジー企業にも採用されています。

マイクロソフトは先日、スタッフの一部が自宅で仕事をし、残りは対面で仕事をするというハイブリッドワークの未来像を発表しました。

同社のCEOであるサティア・ナデラ氏は、出版物を通じて、人、場所、プロセスの3つの側面を強調することで、健康危機が克服された後の仕事のダイナミズムを説明しました。

“インクルーシブで公平な体験をするには、その場にいない人のためにデザインすることから始まります。例えば、キャンパス内の大規模な会議室では、高品質なオーディオとビデオを備えたMicrosoft Teams Roomを使用し、全員がその場にいるかのように見て、聞いて、参加できるようにしています。絵文字やリアクションによるソーシャルなやり取りも統合しています」とのこと。

マイクロソフトは、より大きなスクリーンを備え、カメラを目の高さに配置して視線を合わせやすくした会議室を想定しています。

また、遠隔地にいる人に臨場感を与えることを目的とした空間オーディオにも言及しています。

“リモートで参加される方には、常に一流の参加者でいていただきたい。会議室に設置されたスマートカメラでは、会議室にいる参加者の個別の映像をMicrosoft Teamsで見ることができ、できるだけ本物に近い接続を維持することができます。そしてもちろん、その場にいる人たちと同じように、コンテンツやプレゼンテーションにアクセスすることができます」とナデラは付け加えました。

マイクロソフトは、リモートワークの将来像を共有するにあたり、リモートワークの最も重要なポイントを説明するビデオも公開しました。また、企業向けのガイドもいくつか発表されています。

同社は、他の企業が対面型と遠隔型のバランスのとれたワークモードを実現するためのリソースを提供することを目的としています。

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