ホームオフィス向け新製品「Pixma Gシリーズ メガタンク」は、同量のインクで10%の印刷枚数増加を約束します。

キヤノンは、小規模なワークグループやホームオフィス、学生向けに設計されたPixma Gシリーズ メガタンクシリーズに、新たに5機種を追加し、発売を開始しました。

カートリッジとメンテナンス

これらのモデルは、操作性が向上し、メンテナンス用のカートリッジが交換可能になったことで、ダウンタイムの削減を目指しているという。

なお、インクタンクを前面に配置したのは、ユーザーがインクの残量を把握しやすいようにするためです。しかし、これらのモデルには2行の液晶画面があり、そこから機械の設定に進み、メンテナンス用のカートリッジの残量を液晶画面で確認することができます。

また、インクタンクへの補充を容易にするため、新しいインクボトルを採用しました。

スピードとプリント対応

キヤノンのデータによると、これらのモデルは1本の黒インクで最大6,000ページの印刷が可能で、エコノミーモードでは26%多く印刷できるという。カラー印刷では、Pixma Gシリーズのメガタンクデバイスは、1セットのカラーインクボトルで最大7,700ページの印刷が可能で、従来のモデルよりも700ページ増加しています。

また、最大1.2メートルの長さのポスターを印刷することができます。さらに、冷蔵庫のマグネットに使用できる「マグネットフォトペーパー」や、壁や鏡、パソコン、携帯電話のケースなどに貼れる「貼ってはがせるフォトシール」など、他のプリントメディアにも対応しています。

多機能モデルとWiFiモデル

その一つが、Wi-Fi経由でプリント、コピー、スキャンが可能な高速3in1複合機「Pixma G3560」です。一方、Pixma G3520もWi-Fi対応の複合機ですが、Pixma G2560はキヤノンによると高速だそうです。

今回追加された中で最もベーシックなモデルは、複合機の「Pixma G2520」と単機能プリンターの「Pixma G1520」です。

このシリーズの高速モデルであるPixma G3560とPixma G2560の2機種は、モノクロで最大10.8枚/分(ipm)、カラーで最大6.0枚/分(ipm)の速度で印刷することができます。

また、Wi-Fi対応の「Pixma G3560」と「Pixma G3520」では、モバイル機器との接続が可能なので、携帯電話からのプリントも可能です。

価格と納期

これらのモデルはすべてスペインですでに発売されており、価格は最もベーシックなモデル(G1520)の219ユーロからG3560モデルの349ユーロまでとなっています。

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