パンデミック時のメールやテレワークの使用回数は?

COVID-19のパンデミック宣言から1年が経過し、ハイブリッドな仕事、特に家でパソコンの前に座っている時間がこれまでにないほど増えました。そこで、2020年の全期間と2021年のこれまでの間に、どれだけのメールや在宅勤務の時間があったのかを知ることは興味深い。

マイクロソフトは、このワークトレンドを分析したWork Trade Indexという大規模な調査を行いました。

“今日の決断は、今後何年にもわたって組織に影響を与えます。Microsoft 365のコーポレートバイスプレジデントであるJared Spataroは、「明確なビジョンと成長のためのマインドセットが必要な時代です。“これらの決定は、文化をどのように形成するか、人材をどのように引き付けて維持するか、コラボレーションとイノベーションをどのようにして最大限に促進するかなど、あらゆることに影響を与えます。”

パンデミックでどれだけのメールやテレワークの時間が使われたか?

この調査結果は、この1年で仕事の本質が根本的に変わったことを示唆しています。

  • Microsoft TeamsやOutlookにおけるコラボレーションの傾向を見ると、ネットワークは縮小しているが、ハイブリッドワークによって復活することが示唆されている。

  • 会議に費やす時間は世界的に2倍以上になっており、2021年2月に配信された電子メールは、昨年に比べて400億通以上も多くなっています。

  • 仕事がより人間らしくなった。約40%の人が、パンデミック前よりも自分を丸ごと職場に持ち込めるようになったと答えており、6人に1人が今年、同僚と一緒に泣いたことがあるそうです。

また、ワークプレイス・ディスラプション(職場崩壊)の危機に瀕していることを示しています。

  • 調査対象となった労働者の73%は、柔軟なリモートワークの選択肢が継続されることを望んでいます。

  • パンデミック時には、LinkedInでのリモートジョブの投稿が5倍以上に増加しました。

  • 世界の従業員の40%以上が今年中に会社を辞めることを検討しており、46%がリモートワークが可能になった今、転居を予定しています。

実はアメリカでは、在宅勤務に関するある統計が現れています。

  • 米国のラテン系ワーカーは、一般の人々と比べて、1年前と比べて、直属のチームと関係を築くことが難しく(全国平均12人に対して18人)、仲間に入れてもらっていると感じることができず(全国平均20人に対して28人)、本来の自分を職場に持ち込むことができないと回答しました(全国平均17人に対して24人)。

  • 米国のラテン系労働者、黒人、女性は、白人労働者や男性よりも、リモートワークを好むと答える傾向があります。

  • 特に遠隔地での仕事は、ラテン系、女性、Z世代、米国黒人の労働者が好む傾向にあります。

ラテンアメリカでの出来事

今回のグローバル調査では、中南米4カ国(メキシコ、ブラジル、コロンビア、アルゼンチン)での調査が行われました。その結果は以下の通りです。

  • 燃え尽き症候群の傾向が低い:ラテンアメリカのワーカーの31%(世界平均39%)が燃え尽き症候群と感じ、42%(世界平均54%)が過労死と感じています。

  • 本来の自分でいられる自由を感じている:ラテンアメリカのリモートワーカーの54%は、昨年に比べて仕事で本来の自分でいられる可能性が高くなったと感じています(世界平均は44%)。

  • 職場での社会的孤立化:ラテンアメリカの労働者の49%が、同僚との交流が減ったと答えています(世界平均は40%)。

  • 雇用主の変更を検討する可能性が低い:ラテンアメリカの労働者の53%が1年以内に転職を検討している(世界平均は46%)。

レポートを要約すると、新しい時代の働き方を迎えるにあたり、すべてのビジネスリーダーが知っておくべき7つのハイブリッドワークのトレンドが明らかになりました。

  • 柔軟な働き方ができるようになりました。

  • リーダーは従業員との関係がうまくいっておらず、警鐘を鳴らす必要がある。

  • 高い生産性の裏には、疲弊した労働力が隠されています。

  • Z世代はリスクを抱えており、活性化が必要となるでしょう。

  • 縮小するネットワークは、イノベーションを危うくする。

  • オーセンティシティは、生産性と幸福感を高めます。

  • ハイブリッドワークの世界では、才能はどこにでもあります。

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