ウイルス対策のパイオニア、ジョン・マカフィーが大ピンチ

アンチウイルスのパイオニアであるジョン・マカフィー氏は、顧問のジミー・ゲイル・ワトソン氏とともに、ニューヨークの検察当局から詐欺とマネーロンダリングの容疑で起訴されました。

2人は、マカフィーのソーシャルメディアのアカウントを使って、さまざまな暗号通貨の価値を高めるために広告を出した罪に問われています。

2人は、公開されている暗号通貨を低価格で大量に購入し、スキャルピングと呼ばれる方法でソーシャルメディア上で販売していました。

“マンハッタン連邦検事のオードリー・ストラウス氏は、「マカフィーとワトソンは、主張されているように、広く利用されているソーシャルメディアのプラットフォームと、新興の暗号通貨市場の投資家の熱意を利用して、嘘と欺瞞により数百万ドルを稼いだ」と声明を出しました。

“被告は、マカフィーのTwitterアカウントを利用して、真の利己的な動機を隠すために、虚偽の誤解を招くような記述をして様々な暗号通貨を宣伝するメッセージを数十万人のTwitterフォロワーに投稿したとされています。”

このように、マカフィー、ワトソン、その他の暗号通貨チームのメンバーは、自分たちが詐欺的なスキームで騙したとされる投資家から、1,300万ドル以上を得たとされています。

一方、マカフィーのチームの別のメンバーは、一連の銀行取引を通じて資金洗浄を行ったとされています。

このように、脱税の容疑でスペインからの引き渡しを待っているコンピューター・プログラマーにとって、見通しは明るいものではありません。

この容疑だけで、75歳のビジネスマンは最大で60年の懲役刑を受ける可能性があります。

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