アルゼンチンのユニコーン、Globantがマラガに人工知能イノベーションセンターを開設

グローバント社は、アルゼンチンでユニコーンの地位を獲得した数少ない企業のひとつです。ソフトウェア開発に特化しており、ラテンアメリカの企業として初めてニューヨーク証券取引所に上場しました。

そして今、同社はマラガに賭け、次の開発拠点を同地に開設し、AI(人工知能)イノベーションセンターを創設することを決定した。

この決定は、Google社がサイバーセキュリティセンターの設立に向けてマラガに賭けたわずか1カ月後に下されたものです。

200人の新規雇用

グローバント社では、アンダルシア地方の都市にこの新しいセンターを設立するにあたり、まず200名のプロフェッショナルを雇用する予定です。この数字は、欧州での事業拡大計画の一環として、人工知能イノベーションセンターを設立した際には、さらに増える可能性があります。

実際、同社のウェブサイトでは、マラガセンターの最初の求人情報がすでに提供されています。DevOpsエンジニア、iOS開発者、Java開発者などの職種があります。

グローバント社のスペイン担当ジェネラル・カントリー・マネージャー、ルイス・ウレタは、マラガのセンターが同社のグローバル展開にとって「鍵」になると語る。“マラガには、未来の組織にとって理想的なエコシステムがある」と語った。

このセンターの開設は、マラガ市のフランシスコ・デ・ラ・トーレ市長にも大変好評で、同市長はこの機会に、同市が「アンダルシア地域のデジタル変革をリードし、外国からの投資を誘致している」と強調しています。

AIの研究

このイノベーションセンターで、グローバントはAIに関する研究と知識を提供します。また、Augmented Coding、Fluent Lab、StarMeUpなど、グローバント自身が推進する技術開発との連携も期待されています。

グローバント社のチーフ・オブ・スタッフ兼共同創業者であるマーティン・ウマランは、このセンターから生まれるイノベーションや進歩によって、同社のすべての製品やサービスにAIを適用できるようになり、それが「顧客のために行う変革と、社内のプロセス」の両方に活用されると説明しています。このことを念頭に置き、グローバルなAI能力を開発するための投資を続けていきます」と語る。

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